こんにちは、ぱんなです!
ドイツに留学でぶつかる壁の1つに、閉鎖口座があります。
この口座以前は作ることは必須ではなかったのですが、
2018年1月からルールが変更になりました。
それ以前では、
両親の残高証明書を日本で発行することで「私には滞在期間分のお金があります」と証明可能だったのが、それでは認められなくなってしまいました。
僕は2018年4月というタイミングで入国したので、
全然情報がない。。。
インターネットに書かれてる情報は、昔の情報ばかりで当てになりませんでした。
なんてタイミングの悪い時期に留学するんだ。。。
とパニックでした!!
今回はそんな人のために、
大使館などからも調べまくり、実際に作ったのでベルリンでの開設方法をご紹介します!
目次
◯ 閉鎖口座とは -ブロックドアカウント-
閉鎖口座 (ブロックドアカウント):
1ヶ月に決まった額(720ユーロ)のお金を銀口座から引き下ろすことが可能で、それ以上の金額は引き出すことができない口座
つまり口座にお金があるからといって、
1ヶ月に好きなだけお金を引き下ろすことはできないんですね!
またこの金額を見ることによって、何ヶ月間滞在したいのかが分かります。
例えば、半年間滞在したい場合は、
「720 × 6 = 4320ユーロ」
1年間滞在したい場合は、
「720 × 12 = 8640ユーロ」
といった具合に閉鎖口座に送金する必要があります。
実はこの口座、くどいですが
ビザを発行してくれている外国人局が2018年から学生ビザの必須項目になりました。
この口座が必要な人は、
・語学学校に行きたい方
・大学・大学院に進学準備で語学学校に行きたい方
・大学・大学院に入学する方
の人たちです。
なんでこの口座じゃないといけないんだ?
と思うかもしれませんが、一種の学生を守る機能があります。
学生が留学中に問題なく暮らせる証明はもちろんですが、結局は自分が安全にくらすためにお金の管理をしてくれるわけです。
またドイツという国としても制限がないと、
「一度に全財産を使ってこれから生活できません」
なんてことがあると国家を脅かすかもしれません。
(留学してる人はそんなことしないと思いますが!)
「それなら親の残高証明書でよくない?」
と思う方も多いでしょうが、ここ数年で移民が多くなっている関係上、どうやら外国人局もビザ発行にかなりシビアになってる模様です。
外国人局が作れと言うのだから、仕方ありません。。
とにかく早めに作りに行きましょう!
◯ 閉鎖口座の作り方
閉鎖口座の作り方には主に下記の3つあります。
1)入国後の閉鎖口座を開設
2)入国前に大使館でドイツ銀行の閉鎖口座を開設
3)ネットバンキングで閉鎖口座を開設
実際どれでも大丈夫なのですが、
個人的なお勧めとしては1)の入国後の閉鎖口座を開設することです。
その理由と合わせて全ての内容を説明して行きます!
入国後の閉鎖口座を開設
入国後の閉鎖口座を開設することを、僕自身は一番お勧めしています。
というのも、
なんだかんだ人to人の方が安心ですし、分からないことがあってもその場で聴きやすいので、個人的には安心でした!
入国後に本当に作れるのかな?
と出国前はかなり心配していたところではあったのですが、特に問題なくスムーズに作ってもらうことができました!
代表的なものに
「ドイツ銀行 (Deutsche Bank)」や「シュパーカッセ(Sparkasse)」
があります。
個人的には大使館も薦めていた、ドイツ銀行を選びました!
まずは「Deutsche Bank blocked account」のページを開きます。
https://www.deutsche-bank.de/より参照
するとこんなページが出て来ます。
このページを下にスクロールして行きましょう。
すると「Forms」というところがあるので、
そこをクリックし、「Opening a clocked account」というところを開きましょう。
https://www.deutsche-bank.de/より参照
するとこのように2つの項目が出て来ます。
「18歳以上の人」→ 上のフォームをダウンロード
「18歳以下の人」→ 下のフォームをダウンロード
ダウンロードが完了したら、
それぞれの内容を埋めて行きましょう!
プリントアウトする際に注意して欲しいのですが、
USBなどで入れてからプリントアウトすると、無効になってしまいます。
なのでプリントアウトするときは、
パソコンから直接印刷できる環境でプリントしてください!
プリンターがない人は、プリンターを持ってる友達や、ドイツにはプリントアウトをすることができるお店があるので、そこでパソコンも借りて印刷しましょう。めんどくさいですが、そこで入力して印刷です。
僕は「Printout」というプリンター屋さんで、
パソコンを借りてからそのままプリントしていきました!
これが日本とは違い、かなり高額です。
間違わないように注意です!!
(僕は2買い間違えて、10ユーロほど払いました。。)
具体的な持ち物は↓
・パスポート・お申し込み用紙(自分でプリントして持って行く)
・住民登録書
・日本の自分の口座の残高証明書(英文・ドル表記)
・口座開設の手数料150ユーロ(振込みの際に引かれる)
住民登録書の取得方法は下記↓でまとめています
住んでる地域によっても違いますが、
少なくともベルリンではほとんどの人が英語を話すことができます。
もしドイツ語が分からなくて心配!
なんて人も英語である程度コミュニケーションが可能ならば、何の問題もないでしょう。
また店舗によっては、
「ドイツ語が話せないなら無理!」
「うちでは作れないよ!」
などと横柄な対応をされてしまうこともありますが、
色々な店舗に行けば必ず作ってもらえるので、根気よく行きましょう1
2週間ほど経つと、登録した住所宛に
・登録完了の通知書・キャッシュカード
・ネットバンキングのパスワード
が送られて来ます。
個人的にはネットバンキングは作っておいた方がいいと思います。
残高証明書もネットからダウンロードできるので、かなり便利です。
2週間経っても音沙汰がない場合、
登録した店舗で確認に行ってください!
友人は2週間後も連絡がなかったので確認すると、
何もできていない・資料も見つからないと言われてしまいました。
今その友人は確認中ですが、こんなこともあるので確認を確実に行いましょう。
入国前に大使館でドイツ銀行の閉鎖口座を開設
日本の東京大使館・大阪領事館に行くことで、
日本にいながらもこの閉鎖口座を作ることが可能です!
しかしこのプロセスだと3ヵ月またはそれ以上の時間が必要になるということです。
つまり時間がない人・直前まで閉鎖口座のことを知らなかった人たちにとっては、できない方法です。
しかし日本語が通じる環境で申し込むことができるのは、
不安な留学生にとっては嬉しい条件だと思います。
なので時間に余裕のある方はこの方法でもいいと思います。
持ち物は下記↓
・申し込み用紙
・パスポートとパスポートのコピー
・日本の銀行の残高証明書
・お申し込み用紙
・封筒
大使館・領事館に直接出向きましょう!
電話やメールでの申し込みは受け付けていないみたいなので、面倒ですが直接行くしかないようです。
詳しいことは、
ドイツ大使館・領事館に直接訪ねることが確実だと思います。
自分自身も電話して訪ねたのですが、
どうやらあまりおすすめはしていないようです。
なんせ時間があまりにもかかりすぎますからね!
ネットバンキングで閉鎖口座を開設
最後にインターネットで、
ネットバンキングとしてのみ使われている2つの銀行です。
心配な方はドイツ大使館のホームページでも紹介されているので、確かめてみてください!
「X-patrio」と「Fintiba」というネットバンキングです。
両者も英語でのお申し込みになります。
下が↓「X-patrio」です。
開設費用は49ユーロで、維持費は月額5ユーロとなっています。
ホーム画面の「Blocked account」というところをクリックすると下の画面が出て来ます。
右下の動画で行程の流れを教えてくれるので、
確認してみてください!
続いては「Fintiba」です。
開設費用は89ユーロ、維持費が月額4.9ユーロかかります。
こちらはどうすればいいのか分からずに、
大使館に電話したところ勧められた2社になります。
どうやらドイツバンクの仕事が遅いとのことで、
この2社を推進しているとのこと。
1週間くらいしたらできてしまうのだとか!
ネットでの管理だけでいい!という人にはこれが合っているかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょか?
様々な方法がありますが、自分に合った方法は見つかりましたか?
どの方法がベストなのかな、と色々個人的に考えました。
結論は、自分に合った方法でやる!ということです。
どれが自分に合ってるのか分からない人は、「現地で閉鎖口座を作る」をおすすめしたいと思います!
なんだかんだ対面で対応してもらった方が、色々分からないことも聞けますし、のちのち楽なように感じます。
もしも実際に作る工程で上手くいかないことがあれば、ネットバンキングに切り替えるという方法もいいのではないでしょうか。
ビザ申請について↓
ビザについてもかなり詳しく書かせていただいたので、チェックして見てください!
どうしても不安という方は、↓のラングペディアというエージェントをオススメしています。
あくまでも自分で手続きをしていくのですが、不安なことや語学学校などの留学のエキスパートからのサポートを低価格で受けることができますよ!
不安な方はこちらからアクセスして相談してみてくださいね!
ではではっ