こんにちは、心理学者の卵のぱんなです。
ついに2019年卒の就活の情報解禁がされましたね!
「情報解禁されたけど、今から何したらいいの?」
という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
今回は就活生なら必ずぶち当たる壁、「エントリーシート(ES)」の受かる書き方
を伝授します!
どんなに素晴らしい経験・経歴を持っていても、書き方を間違ってしまうと
「内定」はもらえません!
ひぇーって思ったかもしれないですね!でも大丈夫です。
正しくかければ、面白いぐらい通ります。それ経験してます。
その書き方を、心理学の観点も交えながら徹底解説します!
目次
◯ エントリーシート(ES)ってなあに?
ESとは就職活動の一番初めのプロセスであり、
「書類選考の課題として、就活生が企業に提出しなければならないもの」です。
企業側はこのESを読んで、この就活生がどんな人かを審査します。
つまりここを通過しないと、どんなに面接対策しても全て無駄になってしまいます。。。
ESの中では、履歴書とは違い「学歴・職歴・資格」などの
今まで何をして来たかだけではなく、
「これから何がしたいのか」の未来についても書く項目があります。
直接会っていない分、
「あなたはどんな人物なのか」「何に興味があるのか」「どんなことをしてきたのか」
を文章で明確に、説得力があるように伝えないといけません!
ここで書かれた内容が、面接で聞かれる内容になるので
【何よりも大切なプロセス】がESだと考えていいと思います!
よく聞かれる内容としては
・志望動機
・あなたの長所を教えてください
・学生時代に最も力を入れたこと
・人には負けない強み
・自己PR
・入社してから取り組みたいこと
などが多いでしょうか。
企業によっては、図や特別な課題もありますが、
基本的にはよく聞かれるものは決まっているので、
使いまわせるところは使いまわしてしまって大丈夫です!
「300文字」・「400文字」・「600文字」以内で指定されることが多かったので、
僕は全てのテンプレートを作っていました。
初めは文字数を気にせずに、自分の書きたい内容を全て書き、
それぞれの文字数のテンプレートを作ると上手くいきます。
そのテンプレートから削ったり足したりして、中途半端な文字数は対応可能です!
就活生は時間がないので、効率的に終わらせれば他の対策に時間を回しましょう!!
◯ ESを通るためのテクニック
① 写真は明るい表情に!
ESの中では
・「証明写真」を求める企業
・「自分を最も表している写真」を求める企業
の2つの種類があります。
ESでは、写真でしか相手の雰囲気を判断できないので表情は要注意です!
*「証明写真」
証明写真は就職活動をする上では、避けられないと思います。
この中で気をつけて欲しいのは、「笑ってはいなくても、微笑む」ということです。
証明写真なので、満面の笑みはNGですが、怖い顔にする必要はありません。
特に「目元」を意識してください。
よく失敗してしまうのは、目を開きすぎて「睨めつけている」ように見えてしまうことがあります。
目を開くのではなく「眉毛と頭から目を開く」というのを意識して見てください!
これは心理学の世界でも有名なことで、
【目元が鋭い人よりも、柔らかい人の方に好意を抱く】という結果が出ています。
*「自分を最も表している写真」
こちらは、「メーカー」を目指していない人は求めらることはないかもしれません。
逆に「メーカー」はこういうクリエイティブな課題が多いです!
個人的にはやりやすかったですが、好き嫌いはあるかもしれないですね。
ここでは素直に「自分の良さ」が現れている写真を選びましょう!
ちなみに僕は「モノクロの帽子を被って、木の前に座った超笑顔」の写真を選びました。笑
この写真で受けたメーカーのESは全て通っているので、自分らしさが大切なんだと思います。
この写真について面接の中で、「どこで撮った写真なの?」と聞かれたこともあったので、
面接の中で「自己PR」などに関係している写真だと話が弾んで印象Goodかもです!
② 字は丁寧に書く!
これは本当に基本的なことですが、綺麗な字を心がけましょう!
みみずみたいな字の人から、「こやつできる」とはどう頑張っても思えないです。
③ 質問には必ず最初に答える!
まず聞かれたことに対して明確に・一番最初に答えてください!
「こんなの当たり前だ!」と思う人もいるかもしれませんが、
見ていると「質問に答えられていない」人がたくさんいます。
だって友達に「元気?」って聞かれたのに「今日は天気がいいね!」って答えられたら、
この人話聞いてないなって思って、話す気失せますよね?それと同じです。
具体的な答え方は、例えば「学生時代に最も力を入れたこと」について質問には
「それは留学です」とまず答えてください。
(実際はもっと具体的に答えてくださいね!)
これは面接にも共通しますが、
「聞かれたことに答える」というのが、コミュニケーションの基本中の基本になります。
④ 1つの項目にアピールポイントは1つ!
1つの質問の中で何個もアピールするのは、話が分かりにくくなります!
読む人からすると、結局この人は何が言いたかったんだ?と思うことが本当に多いんです。
例えば、
と答えてしまうと、1つのアピールできる内容が半分になってしまいます。
つまり書ける決まった字数の中に2つの要素を入れてしまうと、
1つの要素の説得力が半減してしまいます。
その強みを活かしたエピソードとかも薄っっすくなるんですよね。
例えば上の「リーダーシップ」1つに絞った場合だと、
・「どんな経験からその強みを得たのか」
・「その強みが活かされた経験」
・「それがどう企業に活かされるのか」
など詳しく書くことができますよね!
「欲張らないで、1つに絞り詳しく書く」これがすごく大切です!
⑤各項目で企業の利益になるポイントを書く!
どんな項目においても、
「私はこんな強みがあって、企業に利益をもたらせますよ!」というアピールする場
です!
常に自分のアピールやバックグラウンドを話すだけでなく
「そこから何を得て、それを企業にとってどう利益になるのか」を常に書きましょう!
⑥ 各項目に違う経験内容を!
各項目のセールスポイントを変えていきましょう!
その方が色々なことをアピールできますし、企業により強く印象に残すことができます。
例えば「自己PR」と「学生時代で最も力をいれたこと」では同じような内容になりがちな
ESが多いです。
「自己PR」: アルバイトでコミュニケーション能力を培った
「学生時代」:アルバイトで忍耐力を培った
これだと、人事の方は「アルバイトをしていた」っていう情報しか掴めないですよね?
もちろん書くエピソードが全く違う内容ならまだましです。
が、もしも他にもエピソードがあるなら、全く異なった物を選ぶのが無難です!
でももし、
「自己PR」: アルバイトでコミュニケーション能力
「学生時代」:サークル活動でのリーダーシップ
のように違う経験・アピールポイントを書くと
「経験値が高くて、色々なことから吸収できる人」という印象に変わります!
そんなに何個もないよ!って思うかもしれないですが、必ずみなさんあります!
どんなに小さなことでも「物は言いよう」です。表現を工夫してみてください!
小さなことを大きく言うテクニックだって、人事の方へのアピールにもなりますよ!
個人的には、3つの経験とそれぞれの経験のアピールポイント3つを考えていました。それで困ったことはなかったので、おすすめします!
⑦ 経験の中に「目標・問題発見・解決」を書く!
自分がESの中に書く経験が決まったら、
①「どんな目標があったのか」
②「どんな問題が起きたのか」
③「その問題を解決するためのプロセス」
④「問題解決してどんな結果に終わったか」
⑤「そこから得たもの」
を常に意識して考えてみましょう!
その際に、「Why Why 戦法」が役に立つと思います。名前はダサいですが!笑
常にその経験について
「なんでその目標に設定したの?」「どうしてその問題が起きたの?」
のように自分に問いかけて、深くその経験を語れるようにしましょう!
それが自分でも理解が深まり、その経験で「絶対に伝えたいキーワード」が見えてきます。
そうすると不思議なことに、説得力があり・理論的な内容に自然となっていくんです!
しかも面接で聞かれる内容って「なんで?」って聞かれることが多いんですよ!
なので就職活動での必勝法が「Why Why 戦法」って言っても過言じゃないです。
⑧数字を使おう
現状と目標、そのプロセス、そして結果などを言う時に、
「数字」などのデータを用いると説得力が増します。
例えば、
目標:TOEICの点数を上げる
プロセス:勉強する
結果:点数上がった
よりも
目標:TOEICの点数800点以上
現状:600点
プロセス:1日2時間の勉強時間確保
結果:860点
と言われた方が、結果に説得力がでますよね!
「こいつすごいかも」って思ってもらえやすいんです!
⑨誰かに添削してもらう
自分ではできた!と思っていても、相手に伝わっていないところがあります。
提出する前に色々な人に見てもらって、分かりにくい部分はないか見てもらいましょう。
自分のことになると、あれもこれもアピールしたくて、
文章の内容がごちゃごちゃになってしまうことはよくあります!
*実際に他の就活生のESを見ることも、すごく勉強になるので添削してあげるのもGOOD!
僕自身も「今自分がアドバイスしてる内容って、この前他の人に言われたことだ!」
って気づいた経験がありました!
客観的に見るのってとても大切なんですねー!
◯どんなESの流れが分かりやすいの?
これは個人的な好みですが、僕は下記みたいにいつも考えていました!
「学生時代に最も力をいれたこと」を例に考えてみましょう!
①「学生時代に最も力をいれたこと」は何かをはっきりと答える
②その具体的内容
1:目標
2:問題発見
3:問題解決方法
4:結果
③その経験から学んだこと
という流れを大切にしていました。
具体的な例を出して考えて見ましょう!
問題「学生時代に最も力を入れたこと」
① それはアメリカに留学したことです
②
1:その中で私は「英語圏で不自由のない英語力」を目的としました
2: 発音が悪く、現地の人とのコミュニケーションが取れない
3:アメリカ人の友人に常に発音を直してもらう
4:この結果、字幕なしで映画が理解できるようになった
③この経験から、分析することのない説さを学び、貴社に貢献できる
のような流れです。
この内容はめちゃめちゃ薄っぺらいですが、考え方の流れはこんな感じです!
◯ 自己分析の大切さ
上での書き方を見ていて、感じた人もいたかもしれませんが自己分析がとても大切です。
それぞれの経験をきちんと分析して、
「今の自分に結びついているのか」
「どう強みになるのか」
「どう企業に利益を与えられるのか」
をアピールするのが大切です。
その中で、僕は下記の
杉村太郎さんと熊谷智宏さんの「絶対内定2019ーー自己分析とキャリアデザインの書き方」書籍がすごく役に立ったので、紹介しますね!
量はかなり多いですが、今までの人生を通して
「どう思ったのか」
「何をしているのが楽しいか」
「何が嫌なのか」
など、細かく自己分析できます。
ただ「もう間に合わない!」と思う方は
、自分が必要だなと思うところだけ分析するのも1つですので、ぜひ試して見てください!
◯ まとめ
たくさんのテクニックを紹介してきましたが、
要は「自分の伝えたいことを、相手の立場に立って分かりやすいように書く」
と言うことが大切です。
また自分のコミュニティの中では普通に使われている用語でも、
人事の方の中ではわからない人もいるかもしれません!
「誰にでも分かるような言い方に変える」のが大切です!
結局はESも面接も、コミュニケーションがいかにうまく取れるかに尽きると思います。
いかがだったでしょうか?
ESって正解がないからこそすごく悩んで嫌になってしまいがちですよねー!
だからこそ、その書き方で大きな差が生まれて来るのが「エントリーシート」です!
僕自身も、最初は何も考えずにESを書いていたので全く受かりませんでした。
でもこのテクニックを意識し始めたら、面白いほど面接に進めるようになりました!
だから絶対、誰でもちゃんとしたES書けるようになります!
なので諦めないで、最後まで頑張ってくださいね:)
ではではっ