ドイツ語テストのTestDaFとは-ドイツ大学留学の準備しよう-

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こんにちは、ぱんなです。

ドイツの大学に正規入学を目指す人にとって大きな壁は、やはりドイツ語だと思います。

正規留学をするためには、C1レベルのドイツ語証明を求められるのです。

語学証明をするためには大きく分けて代表的なのは、「TestDaF」と「DSH」の2つがあります。どちらも難しいと言われますが、形式が違ったり、時期が違うので個人個人の相性もあるのが現実です。

僕自身もどちらも受けたので、その経験から今回はTestDaFがどんな形式なのか、オススメの参考書など紹介したいと思います。

TestDaFとは

https://www.testdaf.de/より引用

TestDaFとは「Test Deutsch als Fremdsprache」の略で、ドイツのTestDaF Institutという教育機関が、ドイツ語を外国語として学んでいる人向けに提供している、ドイツ語テストです。

ことテストは、英語のテストのTOEFLを参考に作られたテストで、TOEFL同様ドイツの大学に入学する際の語学力証明にも使える、正式なドイツ語テストです。

テストの内容は4つに分かれています。

・Leseverstehen(リーディング)

・Hörverstehen(リスニング)

・Schriftlicher Ausdruck(ライティング)

・Mündlicher Ausdruck(スピーキング)

それぞれの形式を詳しく解説していきますね。

Leseverstehen – リーディング –

リーディングは大きく分けて3つの大きな問題に分かれています。

回答時間は60分です。

時間配分はとても大切で、大問1が10分、大問2・3が各々20分、ラスト10分を見直しこれが理想的です。

それぞれの問題で難易度が違います。

大問1:中級レベル (B2.1レベル)

大問2:上中級レベル(B2.2)

大問3:上級者レベル(C1レベル)

解いている感覚としてはこんなレベルの印象です。

それぞれの内容を詳しく説明します。

大問1(中級レベル) – B2.1レベル –

全部で10点満点で、問題の形式としては、組み合わせ問題になります。時間の目安としては10分以内で解くことを目指しましょう!

ある10人の人を、8つのそれぞれの文と関係のある項目に組み合わせていく問題になります。

・英語専攻で新しい参考書が欲しい生徒

・海外留学を考えている生徒

2人の生徒がいるとします。その生徒たちを、8の広告から「英語の参考書の広告」・「海外留学のためのセミナー」といった関係するものを選んでいくという形式になります。

この中で注意して欲しいのは、2人だけ余ると言う部分です。当てはまるものがない人には「0」を記入することになります。

中級レベルと言われていますが、個人的にはリーディングの中で一番苦手な部分でした。

と言うのもテストの一番初めで緊張しているという意味でも、練習通りにうまく解けないことが多かったです。

また引っ掛け問題もこの項目の中では多く、似たような項目が混じっているのでわかったと思っていても、間違ってしまっている可能性も高いです。

説明してもわかりづらいと思いますので、公式サイトにある例題を解いてみてください。

大問2(上中級レベル) − B2.2レベル −

こちらも全部で10点満点で、問題の形式としては長文問題(450文字〜550文字)です。

目安としては20分を目安にときます。

具体的な問題形式としては、長文問題の読解ですが、それぞれの問題の中に3つの選択肢があり、答えを選んでいく形式です。

問題は基本的には全て文章に出てくる順番ですので、ポイントは下です!

問題を読む→読み進める→答えを選ぶ

を繰り返していくと良いと思います。

問題用紙には自由に書き込んでいいので、もし答えが迷ったようでしたら印をつけておくといいです!

公式サイトにある練習問題はここをクリックしてみてくださいね。

大問3(上級レベル)- C1レベル –

大問3でも10点満点で、こちらも長文問題(450文字〜550文字)です。

回答時間の目安は20分で、こちらの長文問題のレベルとしては、大問2とは変わらないです。

では何が難しいのかというと、問題形式が大問2よりも難しくなっています。

大問3では与えられた質問に対して、

・文章の内容と一致する「Ja」

・文章の内容と一致しない「Nein」

・文章に記述がない「Text sagt dazu nichts」

の3つのどれかを選ぶ問題です。

何が難しいのかというと、3つ目の項目「Text sagt dazu nichts」が非常に難しいです。「常識的に考えたり、憶測などを入れずに、文章にその記述があるのかどうか」そこをしっかりと自分の中で整理しなくてはいけません。

つまり曖昧に文章を理解している状態だと、「こういっている気がする」と思って回答してしまうと間違ってしまいます。

Hörverstehen – リスニング –

リスニングでは下記の3つの大問に分かれています。

大問1:書き取り (テキスト1回のみ読まれる)

大問2:マルバツ問題 (テキスト1回のみ読まれる)

大問3:書き取り問題(テキスト2回読まれる)

リーディング同様、大問1はB2.1、大問2はB2.2、そして大問3がC1といった配分になっています。

リスニングは苦手意識が強い人が多いと思いますので、しっかりとどういった構成になっているのか、何をしなくてはいけないのかという部分を対策していくことはとても重要!

詳しくどんな内容なのか見ていきましょう!

大問1(中級レベル) – B2.1レベル –

最初の問題では8問で構成されています。

文章を聞く前に、1分ほど問題の内容を聞く時間があり、文章は1度だけ読まれます。その後また回答時間があります。(ここで全部答えを書かなくても、大問3まで終わった後に10分の回答時間があります)

内容としては、基本的には2人の学生などのやり取りを聞き、メモを取り、答えを書いていく方法になります。

内容は難しくはないですが、やはり一度しか聞けない上に、メモを取らなくてはいけないというのは少しハードルが高いと言えます。最初の時間にしっかりと、何を聞いてメモを取っておかなくてはいけないのかをチェックを必ずしましょう!

大問2(上中級レベル) − B2.2レベル −

大問2は10問で構成されています。

大問2同様、最初に問題を読む時間が与えられ、その後1度だけ文章が読まれます。文章が読まれた後、回答時間が与えられます。

問題形式はマルバツ問題で、文章を聞き各々の質問が正しいか間違っているかをマークします。

大問2はテストによってバラバラです。少し専門的や学術的な内容になっている場合もありますし、キャンパス内で聞きそうな少し複雑な会話の時もあります。

ただここはもし分からなくても、2択ですので50%の確率で点を貰えます。逆に言えば、メモを取らなくても内容さえ理解できていれば回答できるので、大問2では確実に点数を稼いでおきたい部分でもあります。

大問3(上級レベル)- C1レベル –

大問3では7問で構成されており、全て問題を聞き、メモを取りながら答えを書く問題になります。他の大問同様まず問題を読む時間が与えられ、文章は2回聞くことができます。

大問さんのテキストでは、確実に学術的や専門的な内容です。前提知識などはいらずに、答えは全て読まれますが、やはり大問2までのレベルとは違い、かなり難しいと言えます。

そういった専門用語なども聞き取り理解するだけではなく、それをメモをとり答えとして文章として書かなければいけないので、総合的なドイツ語力が試される問題です。

ただ2回読まれるので、まずは落ち着いて出来るだけ1回目で回答し、細かい部分や答えに必要な詳細などを上手く2回目で聞いてあげると上手くいく印象です。

Schriftlicher Ausdruck -ライティング –

ライティングでは大問が1問で、60分の時間が与えられています。

問題形式としては、基本的にはあるテーマのグラフ・の短い文章が与えられ、それについて自分の意見を書くというものになります。

問題によって、テーマは全く違いますし、テーマの短い文章も1つの世間的な意見が与えられている時、2つの対立した意見を与えられる時と様々です。

ただほとんどの問題の中で、グラフからどんな情報が読み取れるの(Grafikbeschreibung)、短い文章の要約、そしてそこから自分の意見・将来の傾向などを書かされることが多いです。テーマによっては、そのことへのメリット・デメリットを具体的に与える場合もあります。

またこの問題に答えるだけではなく、しっかりと導入文(Einleitung)・中心となる議論(Hauptteil)・結論(Schluss)をしっかりと書く必要があります。

公式例題でその感じを掴んでみてくださいね!

Mündlicher Ausdruck – スピーキング –

スピーキングテスト最初にAnleitungのどうやってテストが進行していくかの説明が5分あり、30分のテストです。合計で35分弱と考えて良いです。

問題は7問あり、それぞれにまず「準備時間 (Vorbereitungszeit)」と「回答時間 (Sprechzeit)」が与えられます。それぞれの時間は問題によって違います。

(*自分が受けたものでは、残り時間が表示されていなかったのでそこは注意!)

TestDaFではTOEFLテストのスピーキング同様、人対人の形式ではなく、パソコンに自分の音声を録音していく方式を取っています。なのでパソコンに向かって、それぞれがブツブツと独り言のように回答していくスタイルです。

(*TOEFLと違い、全員一斉にテストをスタートするので、周りが話している時に自分だけまだ始まっていないということはないです)

一番最初に「自分の名前」・「日付」・「受検者番号」を回答してから、本格的にテストが開始されます。

(このことが参考書・語学学校では伝えられないことが多いです)

スピーキングのそれぞれの例題と一緒に照らし合わせるとわかりやすいと思います。

大問1

大問1では「電話でのやり取り」の問題です。準備時間・回答時間共に30秒が基本です。

「自分が誰か・どこかに電話をして聞きたい情報を聞くことができるか」という問題が出題されます。

あなたは大学生で交換留学に興味があり、大学に電話しています。自己紹介・なぜ問い合わせをしたのかを聞きなさい。

ここで答えなければ行けないのは、自分の名前・身分・交換留学についての質問(ex. 費用やどこの国のプログラムがあるのか)などを聞きます。

また問題によって、後1つそれに付随した何かを聞かなければ行けないこともあります。

この問題はいつも電話ですので、基本的な聞き方をよく練習して、スラスラと言えるように対策すると良いです。

大問2

大問2での傾向としては、「誰かとあるテーマに話していて、自分の故郷のことを話す」という問題が多いです。準備時間・回答時間共に1分間です。

大学の友達が一緒にバーでビールを飲もうと誘っています。

彼はあなたに、あなたの故郷ではいつからアルコールを許されていますか。

またあなたの故郷の大学生はどこでアルコールを飲みますか。

自分の故郷のことを日頃から考えておくといいと思います。

語学学校に通っている人は、日常的に先生に故郷について聞かれると思うので、しっかりとそこを復習することが大切です。

大問3

大問3では「あるテーマのグラフからどんな情報が読み取れるかの説明」の問題です。準備時間は1分・回答時間は1:30です。

棒グラフ、折れ線グラフなどのグラフをみて、しっかりとデータを読み、それを伝えられるかについての問題です。数値などの減少などを説明しましょう。

ドイツ関連のグラフが多いイメージです。

大問4

大問4では、「あるテーマについての意見を言う」問題です。準備時間は3分回答時間は2分間です。

具体的な内容としては、あるプランなどに対してメリット・デメリットを挙げ、自分はそのいプランに対して賛成か反対かを言います。

ある高校が来年から宿題のシステムを停止する計画を出しています。この計画について、メリット・デメリットを考え、その上であなたの賛否を述べなさい。

このように、自分の中でその計画にはどんな+-があるのかを考えて、どっちの方がいいと思うのか、と言うのをうまく時間内にまとめていくと良いです。

大問5

大問5では「誰かが2つの選択肢で迷っている状況の中で、意見をあげる問題です。準備時間は2分回答時間は1:30です。

具体的な内容としては、お友達などに今の状況を相談され、そのことに対してメリット・デメリットを挙げた上で、どうするべきかを伝える問題です。

あなたの友達は企業からとても条件のいい仕事のオファーがあったと言います。ただそのオファーを受けるためには、大学を辞めなければいけません。

それぞれのメリット・デメリットを挙げ、あなたの意見を述べなさい

このように、2つの選択肢で迷っている人に、良い部分・悪い部分を考えた上で、どうするべきかのアドバイスをあげる問題というイメージで良いと思います。

大問6

「グラフを見て説明・分析し、そのグラフの結果の原因・今後将来的にどうなっていくか」を挙げる問題です。準備時間は3分回答時間は2分です。

具体的な内容としては、あるテーマについてのグラフを説明し、どうしてこういった結果になっているのか、それを踏まえて今後どう変化していくのかについて伝える問題ですね。

例としては個人的には、環境問題系がここでは多いなという印象です。

大問7

最後の問題は、「友達に対してアドバイスをあげる」問題です。準備時間・回答時間は

両方とも1:30です。

大問5と似ているように感じますが、大問5と比べると少し日常的なイメージです。大問5の方が少しフォーマルな内容で、複雑な印象です。

あなたの友達は、アルバイトを平日に2日間するか、週末2日間するかで迷っています。

それぞれのメリット・デメリットを挙げ、あなたの意見を述べなさい。

自分なりに、どういった良い部分・悪い部分があるかを考えてから、その友達はどうするべきなのかというのをしっかりと伝えてあげると良いです。

TestDaFの結果

TestDaFの結果の見方は「TDN3(B2.2レベル)」・「TDN4(C1.1レベル)」・「TDN5(C1.2レベル)」の三段階で、TDN3に行かなかったものは、不合格という扱いになります。

大学入学が認められる成績というのは、「TDN4」が最低必要です。

注意して欲しいのはTestDaFでは、

・Leseverstehen(リーディング)

・Hörverstehen(リスニング)

・Schriftlicher Ausdruck(ライティング)

・Mündlicher Ausdruck(スピーキング)

全ての項目でTDN4を持っていなければ、大学入学証明として認められていないという部分です。

例えば、リーディング・ライティング・スピーキングの3つの項目でC1.2レベルのTDN5を取っていたとしても、リスニングでTDN3を取ってしまった場合には、入学資格として認められないということです。

つまりTestDaFでは全ての項目で、しっかりと結果を残さないといけない。苦手な項目を他の得意な部分でカバーできないというわけです。

オススメ参考書

個人的には非常に多くのTestDafの参考書を解きました。

量だけではなく、とにかく復習をしながら並行していかに多くの問題に触れて、知識を増やしていくかというのはとても大切です。なので多くの参考書を見た中で、良質でオススメしたいものを紹介します。

必読な参考書

まずは必ず目を通して欲しい2冊の参考書を紹介します。

1冊では正直練習量として全く足りないので、最低でも2冊は終わらせて欲しいというのが個人的な見解です。

こちらは語学学校でも推奨されていたものになりますが、とても分かりやすいです。

テストがどういった流れなのかも分かりやすく、実際に使えるイディオムも多く入っています。これ一冊でもかなりTestDaF力がつくと感じました。

難易度もテストと同じくらいのものでした。またリスニングのスクリプトも一緒になっているので、すぐに確認できるというのも嬉しい部分だと思います。

もう一冊はこちらです。こちらも流れが分かりやすく、様々な定型文も一緒に学べます。リスニングのスクリプトもついているので、効率よく学べると思います。

難易度もテストと同じくらいで、傾向もしっかりと掴めていると思います。

その他のおすすめ参考書

その他にも良質な参考書はあり、上の2冊が終わったという人は紹介するものにもチャレンジしてみてください。

内容としては、 必読参考書にも引けをとらないクオリティです。ただ個人的には少し見にくかったという印象ですが、問題内容は良質です。テストの形式でもっと練習したい人におすすめ!

こちらも同じくよいです。練習問題を増やしたいと思って手を出しましたが、買ってよかったなと思えた参考書です。

こちらも語学学校で推奨された参考書。ただ個人的には情報が一気に多すぎることと、それぞれの項目の練習問題が、少し傾向とは外れているなという印象でした。ただモデルテストもあるので、買っておいて損はしないです。

  

こちらの3つの参考書はTestDaFと直接的に関係はないですが、語学学校で非常によく使われる教科書で、とても良質です。

それぞれの分野でのボキャブラリーや頻出イディオム、さらには長文問題も多く入っており、リスニングも付いています。スクリプトもインターネットでパスワードを入れれば無料で見ることができますし、CDが使えなくても、ネットでダウンロードも可能です。

申し込み方法

TestDaFは世界中で受けることができ、日本にいても受験することが可能です。

申し込み方法はTestDaFの公式ホームページに行き、申し込みページにてオンライン・直接テスト会場での申し込みが可能です。(ドイツの場合はテスト会場での申し込みが可能ですが、日本では受けたことがないので分かりません。)

出願の時期が近づけば近づくほど、会場は取れなくなってしまいます。

ギリギリに申し込むのではなく、できるだけ申し込み可能になった時点で会場を抑えておくと、テストを受けるために違う都市・国に行かなくて済みます。

ここのページでテストの日程・いつから申し込みが可能なのかをしっかりとチェックし、計画的に申し込みを済ませましょう。

(実際に定員がいっぱいになって、他の国にいって受験する人は多いです。)

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