理不尽な偏見・差別を持ってしまう心理現象-全ての人が持つ偏見とは

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こんにちは、心理学者の卵ぱんなです! 

よく、

「あの人がこうなったのは自業自得だよ!」

と思ってしまうことありますよね!

どんな人でも、苦手な人に対してはこんな感情を持ってしまうことはあると思います。

ニュースとか見てても、

その事件などの状況をよく知りもしないのに

「あの人は本質的に悪い人だから、あんなことするんだ!」

と決めつけている報道をよく耳にします。

自分の生活をよく思い返してみてください!

自分も友達や知人にそんな風に思ってることたくさんあると思います。

今回はそんな「あの人は自業自得だ!」と思ってしまう、

社会的な超理不尽な偏見を持ってしまう現象、

「ジャストワールド仮説(The Just-World Phenomenon)」を紹介します!

ジャストワールド仮説(The Just-World Phenomenon)とは?

ジャストワールド仮説:

人が世界は常に平等で正しいと信じたい傾向にある現象。上手く説明できない事柄や悪事は、「その人の本質が原因で起こった」と信じてしまう傾向にある心理状態

justは日本語で「平等」という意味から、「世界は平等である仮説」と呼ばれる

少しわかりにくいですね。笑

もっと簡単に分かりやすく解説しますね!

例えば、

【「いい人」は報われるが、「悪い人は」罰を与えられる】

だから常に良いことをしていなさい!

そんな風に学校で教わったことはないでしょうか?

「世界がいい人には平等に成功を!」

「世界が悪い人には平等に罰を!」

という考え方がここにはあります。

このような教育方針の影響もあり、

・社会的に成功している人 →  今まで努力をしてきて良い人

・犯罪を犯してしまった人 →  ずっと性格が悪く、悪事を働いた人

とその人の元々の気質がその結果を招いている、と判断してしまう傾向があります。

そう信じることで自分のモチベーションを保とうとしていたり、

自分の行動を肯定化していきたいという自己防衛本能の現象とも言えるかもしれません。

・「成功者」の中には性格や素行に問題ありだが、結果的に成功した

・「犯罪者」の中には今までいい人だったが、そうしなければならない状況の可能性

という「バックグラウンド」や「状況」を考えないで、

偏見だけで「〇〇な人」「いい人・悪い人」

と判断してしまう心理現象を「ジャストワールド仮説」といいます!

自分の都合のいいように信じることで心のバランスを保ち、自分を守る

ということです。

◯ 日常に潜む「偏見」はなにがあるの?

貧困に対する偏見

みなさんホームレスの人に対してどんなイメージがありますか?

よく聞かれるのが、

・学歴が低い

・働く気がない怠け者

・犯罪率が高くて怖い

そんなイメージを持ってしまっている人多くないですか?

もしかしたら、そのイメージ通りの人もいるかもしれません。

でも、

彼らの中には実際「高学歴」の人もいます。

働く気持ちはあるけど、身体的な理由で働くことができない。

そんな彼らのバックグラウンドを考えたことがある人は、何人いるでしょうか?

実際犯罪率に関しても、ホームレスによる犯罪がニュースで報道されることって、

ほとんどなくないですか?

むしろ逆に、ホームレスの方に対する事件の方が多いです!

それなのに、偏見だけでその人たちの人格を決めつけていませんか?

大きな問題をその人たちの人生を否定することによって、

先進国のプライドや問題に直視する責任から逃げていませんか?

人種に対する偏見

人種に対する偏見は、

「人種差別」というトピックでよく問題になっているので、馴染み深い人が多いのでは?

今でこそかなり改善されていますが、

アフリカ系の人に対する過去のアメリカ社会の差別は

ジャストワールド仮説の現象そのものでした!

少し昔まで、

アフリカ系アメリカ人の人を「黒人奴隷」として

白人の人たちに虐げられていた、という悲しい歴史があります。

その奴隷のオーナーの過度な人たちは、

彼らを「奴隷」として扱うことを正当化するために、

「彼らは生まれつきの怠け者で無知、無責任な人種だ!

だから奴隷として扱われて、当然だ!」

と主張していたそうです。

本当に今では考えられないもので、許せない主張です。

本当の彼らは「運動能力が高く、頭のいい優れた人種」です。

でもその社会の状況が自分たちの主張を肯定かするために、

「世界は平等」「アフリカ系の人が奴隷なのは彼らの本質だから仕方がない」

という全くおかしなロジックを作っていたわけです。

こうすることによって、自分たちの責任や罪から逃れようとしていました。

また個人的にアメリカ留学中、

ブラジル人の友だちに

「日本人は頭いいと思ってたけど、君は日本人英語下手でバカっぽいんだね」

と言われたことがあります。

これもまた、この偏見の一つです。

「日本人は全員頭がいい」「僕はバカだから、英語が下手」

という認識になったわけです。

彼女は日本の英語の教育環境も知っていないですし、

僕の個人的な人生も知らないですよね?

でもこのジャストワールド仮説によって、

勝手なロジックを作り、自分の知っている日本という常識を守っていたのです。

被害者に対する偏見

被害者に対しての偏見もたくさんあります。

一番分かりやすいのが「いじめ被害者」に対する偏見です。

「いじめられている側にも原因がある」

という理不尽な意見を聞いたことがある人は多いはず!

「もっと早く先生・家族・友だちに相談していれば、回避できたんじゃないか?」

そんな風に主張する人もいます。

いじめをすることに正しい理由なんてないですよね?

なのに、いじめていた人や傍観者は

「その被害者がされる原因があった、そんな言動をしていた」と、

自分たちの行動を肯定化しようとしてしまうのです。

◯ まとめ

どれだけ僕たちの身の回りには「ジャストワールド仮説」という偏見があるか、

感じてもらえたでしょうか?

断言します、全世界の人々がこの理不尽な偏見を持っています!!

日本人の多くが現在でも、

「中国人は失礼だ!」「北朝鮮の国民は怖い!」そんな風に思っていませんか?

でも本当にそうでしょうか?

自分たちの避難や理不尽な考え方を「正しい!」と信じるために、そう思っていませんか?

自分たちの身の回りの思い込みが、

あなたを小さい人間にしているかもしれません。

この記事を読んで、少しでもこの偏見をなくす努力ができたら、

世界は平和に近づくと思います。


いかかでしたか。

僕はアメリカに留学中に、自分の人々に対する「偏見」がめちゃめちゃある!

そして全ての人がそんな「偏見」を持ってる!

と危機感を感じました。

この記事が少しでも考えるきっかけになってくれたら。

ではではっ

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