こんにちは、ぱんなです。
新しい家を見つけて、入居して落ち着いたと安心してしまうかと思いますが、実はそうは行きません。まだ最後の仕上げにしなければいけないことがあります。
最初に入国してから、Bürgeramtで住所登録をしたかと思います。引越しをしたら、当然のことながらBürgeramtという市役所で住所変更をしなくてはいけません。
実は僕自身、この住所変更でかなり同居人と揉めてしまったので、留学生としてしっかりと家主の方にも説明できるように知っておくことはとても大切だと実感しました。
今回はそのプロセス・必要書類・書き方などを紹介していきます。
Bürgeramtの予約をしよう
まずはBürgeramtで予約を取る必要があります。
基本的には予約がないと申請は厳しいですので、かならず予約してから行くようにしましょう。予約はここからできます。
意外と次の日でも場所さえ選ばなければ取れたりするので、予約してから行くようにするとスムーズに進みますよ!
持ち物は下記の3つです。
・パスポート
・申請用紙 (Anmeldung)
・家主の承諾証明 (Wohnungsgeberbestätigung)
これを持って行きましょう!
これから申請用紙と、承諾証明書の書き方も紹介しますね!
申請用紙の書き方 – Anmeldung
申請用紙の書き方は、基本的には入国時に出したAnmeldungと同じですが、以前は前の住所の欄に日本の住所を記入していたのに対し、今回は今まで住んでいた住所を書くという違いくらいです。
当然と言えば当然ですが、しっかりと確認しておきましょう。
普通の日本人留学生の場合は、上記のような書き方で大丈夫ですが、他にもドイツ国内に家を所有している場合や、結婚している場合には少しづつ違ってくるので、そういったケースでは少し注意しながら書く必要があります。
なのでただこの内容を写して書いてしまうのではなく、自分でも読みながら参考程度に書くと良いかと思います。
家主の承諾証明 – Wohnungsgeberbestätigung
これはとても大切な書類になります。結局は受け入れ先が自分を受け入れてくれるということを証明できなければ、違法滞在になってしまいます。
僕自身はこの署名を書いてもらうことで、とても揉めてしまいました。
赤い四角で囲んである部分を書いてもらい、自分の名前を書いてあれば大丈夫です。
今回僕のWGで一番揉めてしまったのが、誰がこれを書かなければいけないのかという部分です。「この家を所有している大家さんが書かなければいけないのか」または「WGを代表して借りている、又貸し人の人が記入するのがいいのか」ここが大きな争点でした。
結論から言うと、「又貸し人のサインでオッケー」です。もちろん大家さんからのサインがベストですが、ここは又貸し人の人で大丈夫みたいです。これは市役所で勤めているドイツ人の友達・語学学校のスタッフにも確認したので間違い無いです。
実はこの契約書は昔は書かなくても良かったらしいですが、難民が増えてから色々と厳しくなった関係で、このような書類を提出しなければいけなくなってしまったとのこと。なのでドイツ人もここら辺の資料の書き方を良く知らないケースがとても多いです。
「この書類を提出しなくても大丈夫」と言ってくるドイツ人も多いですが、もちろん違法滞在になります。実際提出しなくても生きていけてしまいますが、何か事件に巻き込まれた時、外国に旅行に行く時などでトラブルに巻き込まれたら、最悪の場合は強制追放なんてことも考えられます。
ここはドイツ人の感覚に任せてしまうのではなく、留学生として安心して勉強するためにも、ここはしっかりと提出していくことが良いと思います。
まとめ
以上が引越しをした後の流れになります。
すごくシンプルなように見えるかと思いますが、実際にやってみるととてもややこしかったり、しんどいことも多かったです。個人的には同居人とこのことで揉めてしまって、少し居心地が今も悪い気分なのがネックです。
こんな気持ちにならないためにも、引越しをすると決まって契約書にサインをする際に、「ビザの関係で住所変更のための資料が必要だと言うこと」・「具体的に資料が何が必要で、相手に何を用意して欲しいのか」を伝えるとよいと思います。
ドイツ人だからドイツのことは何でも知っているというスタンスは危険です。外国人留学生として必要なことが、普通のドイツ人として当たり前に知っているわけではないことを、しっかりと覚えておきましょう!
↓は物件探しの方法について紹介しています。よかったら参考にしてみてくださいね!
ではではっ